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攻殻機動隊 -Ghost in the Shell- STAND ALONE COMPLEX

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX DVD-BOX (初回限定生産)
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス)は、士郎正宗原作のSF・テレビアニメ。攻殻S.A.C.などと略称されることもある。S.A.C.の部分は一般的にエスエーシー、またはサックと読まれる。

第2話の「暴走の証明 TESTATION」が「平成14年度文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門優秀賞」、そして『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズ全体が「東京国際アニメフェア2003 公募・アニメ作品部門優秀作品賞」をそれぞれ受賞している。

概要
原作漫画や映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』とはまた違う第三の攻殻機動隊である。

原作や映画版では「人形遣い」を中心に話が進行するが、本作品では「もし草薙素子が人形遣いと出会わず、公安9課に残っていたら」という前提に立ったパラレルワールドでの物語が展開される。一連のS.A.Cシリーズにおけるストーリーは完全オリジナルだが原作や劇場版に対するオマージュが随所に見られるとの意見もある。また「電脳化・義体化社会における人間の定義」という原作のテーマよりも、現代と地続きとなった近未来を舞台に現代社会に通じる諸問題を主題としているとの解釈がある。

本作品では草薙を始めとし、公安9課自体が主人公的観点でストーリーが進んでいく。そのため、劇場版では顔さえ見られなかった課員の活躍も見ることができる。

監督には押井塾出身の神山健治。アニメーション製作は映画版同様、Production I.G。音楽には菅野よう子。そして原作者である士郎正宗もプロットを書き起こし、タチコマのデザインを行っている。

本作品は2クール分全26話で、基本的に一話完結方式だが、「笑い男事件」と呼ばれる劇場型犯罪を中心にした話があり、一話完結の話を『a stand alone episode』、「笑い男事件」関連の話を『complex episodes』と分け、その話がどちらに分けられるのかは各話のサブタイトル画面の背景色で判別できるようになっている(一話完結は緑、笑い男関連は青という具合)。

神山監督いわく「押井監督の思想・作風を極限まで研究し、完璧なるコピーを目指した」(という趣旨の発言がある[要出典])本作は結果として士郎版とも押井版とも違うテイストを獲得するに至ったが、概ね好評を得て、以降シリーズ化。2004年には第2シリーズ『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』が製作、2006年にはシリーズ第3弾『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』が製作された。

2005年には「笑い男事件」を描いたエピソードを160分にまとめた“特別総集編”と言うべき作品『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』が製作され、DVDでリリースされた。本作と続編である『S.A.C. 2nd GIG』のDVD/ビデオ累計出荷本数は、合わせて150万枚/本に及ぶ。

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フルメタル・パニック!(Full Metal Panic!) /ふもっふ /The Second Raid/OVA

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フルメタル・パニック ! DVD-BOX 1 (初回限定生産)
『フルメタル・パニック!』は、富士見ファンタジア文庫から刊行されている賀東招二のライトノベル。また、これを原作とする漫画、アニメ作品である。原作のイラストは四季童子。

概要
1998年より「月刊ドラゴンマガジン」(富士見書房)に掲載・連載された作品を中心に、富士見ファンタジア文庫から単行本が刊行されている。2002年からアニメ化、2003年からは漫画化もされた。通称はフルメタ、または完全金属騒乱(雑賀礼史が『召喚教師リアルバウトハイスクール』のあとがきでこう表記したことから)。タイトルはスタンリー・キューブリック監督の映画『フルメタル・ジャケット』をもじったものである。『このライトノベルがすごい! 2008』では作品部門ランキングで1位となった。

ある軍事組織の傭兵である主人公が、1人の少女の護衛任務を受けて日本の高校に潜入してくるところから話ははじまる。ヒロインの秘密を巡る組織間のアクションを書いた「長編」、学園生活の中で主人公が引き起こすドタバタを書いた「短編」、メインストーリーを補完するようなエピソードを収めた「サイドアームズ」の3つのシリーズに分かれている。

フルメタル・パニック!
2002年1月からWOWOWにて放送された。原作小説の『戦うボーイ・ミーツ・ガール』から『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』までのストーリーが全24話で放送された。14話から17話までの「習志野は燃えているか?」と「故郷に舞う風 前中後編」は、原作には無いオリジナルのエピソードである。

2003年以降の京都アニメーション制作による続編シリーズと区別するため、ファンの間では『無印』と呼ばれることが多い。

当初の放送は2001年秋に予定されていたが、9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が発生しており、作品中のストーリーにおいてハイジャックの場面があったことから、放映を一時見合わせることになった(宗介の「アフガニスタン帰りの傭兵」という設定が引っかかったという説も)。

またアニメでは、原作小説で舞台として登場した北朝鮮が「ハンカ自治州[1]」に、アフガニスタンが「ヘルマジスタン」に、それぞれ架空の地名へと変更されている(この変更は京都アニメーション版でも継続)。2001年当時はワールドカップ開催時期が近かったためか、「ドーハの悲劇」、「ジョホールバルの歓喜」がらみの小ネタもあった。

また、2006年9月からAT-Xでも放送され、2008年1月からはUHFアニメの形態で地上波各局で放送されている。同年3月からはBSデジタル放送のBS11「ANIME+」枠内での放送が決まった。それに関連してか、2008年6月にBlu-ray Disc BOXの発売が決定している。

フルメタル・パニック? ふもっふ
2003年8月からフジテレビで放送された。全11回放送(15話)。DVDは全6巻発売(17話)、2007年6月22日にDVDBOXが発売された。また、CSのフジテレビ721、AT-Xにおいても放送された。

原作の短編をアニメ化。そのためシリアス要素がほとんどなく、完全にドタバタ学園ラブコメディである。本編が現実の政治、世界情勢を織り込んだシリアス調なだけに、180度違った趣向・演出がなされており、かえって笑いが引き立つ。一部の回では放送時間30分のうち、前後半15分でタイトル名が異なる。アニメーション制作は京都アニメーションが担当している。

長崎での幼児誘拐殺害事件の直後であったことを受けて、放送されない話があった。なおDVDでボイスチェンジャー機能をOFFにするとシステムが落ちるというおまけ要素もファンの中で話題となった。またDVD限定版では、賀東招二、志茂文彦脚本の本編に関連したドラマCD「テレサ・テスタロッサの艦長日記」が各巻毎付属している。限定版付属のドラマCDは全6巻。

フルメタル・パニック! The Second Raid
2005年7月からWOWOWにて放送された。全13話、R-15指定相当。WOWOWノンスクランブルアニメ初の5.1chサラウンド・ステレオ放送。DVDは第1話放映開始一週間前に放映された特別番組「フルメタル・パニック! TSR〜ライトノベルの夜明け〜」を収録した全7巻である。

DVDに関して、初回限定版の収録音声は5.1chドルビーデジタルであるが、通常版についてはステレオ2.0chドルビーデジタル収録である。DVDBOXは、OVA発売後1年後経過した2007年7月27日に発売され、DVDBOXにおけるDVDの内容は初回限定版と仕様が同等の本編の収録音声がドルビーデジタル5.1chであり、映像・音声特典も収録されている。なお、放映の約一年前にプレDVDとして「Scene00」が月刊ドラゴンマガジン等で誌上販売された(後に一般にも販売される)。

また、TSRは長編の『終わるデイ・バイ・デイ』をアニメ化したものだが、第1話から第4話は、原作には無いエピソードとなっている。

今までの作品とは違い、舞台は「学園」ではなく「軍」。シリアスが中心なためコメディ的な要素は抑えられているが、前作『ふもっふ』同様、学園内のテンポの良いドタバタラブコメ要素は健在である。グロテスクな描写がみられるので、R-15指定された。

また、2007年7月31日から10月23日までAT-Xでも放送された(特別版OVAは翌週の10月30日放送)。WOWOWでは前述の通りR-15指定での放送だったが、AT-Xでの放送においては視聴年齢制限はかけられなかった。

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>>リンク切れ報告|2008/06/07 13:40|全話完結

新世紀エヴァンゲリオン -Neon Genesis EVANGELION-

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新世紀エヴァンゲリオン インタラクティブDVD
『新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、日本で1995年10月4日 - 1996年3月27日まで全26話にわたりテレビ東京系列(TXN)で放送された連続テレビアニメ作品、及びテレビシリーズの完結編であるアニメ映画、また、それらを再構築したアニメ映画。

略称「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」。監督は庵野秀明。

また、『月刊少年エース』(角川書店)誌上で貞本義行による同名の漫画もテレビ放送に先立つ1995年2月号より連載されている(2008年現在、不定期連載中)。この漫画はアニメの原作ではなく、アニメの企画・脚本を元に異なる視点から描いた作品である。

ストーリー
TVシリーズ
 2000年9月13日に南極で発生したセカンドインパクトと呼ばれる大災害後の地球を舞台とする。その大惨事から復興しつつあった2015年の人類は、使徒と呼称される新たな脅威に見舞われていた。国連の下部組織である特務機関NERV(ネルフ)は、襲来する使徒を殲滅するため、汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンを極秘に開発していた。そのパイロットには、まだ14歳の多感な少年・少女が選ばれ、世界の命運を託されたのであった。

主人公である14歳の少年「碇シンジ」は、「幼少時のトラウマ」と「父親との疎遠な関係」から、他人と接触を好まない内向的な少年であるが、NERVの司令である父親によって、EVA初号機のパイロットとして選任される。碇シンジをはじめとする EVA のパイロットたちは、世界の命運を託され、命をかけて戦うという閉鎖的な極限状態に置かれることとなり、追い込まれ傷つき病んでいく。

セカンドインパクトの真相、襲来する使徒の正体、そして秘密裏に進められる「人類補完計画」の全貌。多くの謎がちりばめられ、主人公であるシンジの挫折と成長を追いながら物語は進んでいく。

概要
作品タイトルについて
 作品タイトルにある「エヴァンゲリオン」とは、古代ギリシア語の「εὐαγγέλιον(エウアンゲリオン)」をラテン文字表記した「Evangelion」に由来する。エヴァンゲリオンとは元来、良い知らせ(good messenger)、めでたいニュース(good news)の意であったが、後に福音・福音書(gospel)の意味に用いられるようになった。本作品では主人公達が乗る人型決戦兵器のことをエヴァンゲリオンと呼称している。

また、ラテン文字表記では「新世紀」を「Neon Genesis」としているが(新世紀をそのまま英訳するとnew era/century)、これは原作者であるガイナックスおよび庵野の意向である。neon(νέον)とはギリシア語で「新しい」の意(英語ではネオン)、genesis(γένεσις)とは旧約聖書正典の一つ創世記(Book of Genesis)のことで、「誕生、創生、原因、開始、始まり、根源」の意をもつ。

つまりラテン文字表記のタイトルであるNeon Genesis Evangelionはギリシア文字ではνέον γένεσις εὐαγγέλιονと書かれ、英訳するとNew Beginning Gospel(新しく始まる福音)となる。Genesisを「創世記」の意味とすれば前半部分は「新・創世記」ともとれるが、いずれにせよ「新世紀エヴァンゲリオン」とはニュアンスが異なっている。

また、新劇場版の製作が発表された際(→ヱヴァンゲリヲン新劇場版)、製作者側がタイトルから「新世紀」の文字が抜けた理由を「すでに21世紀になってしまったから」と発言していることから、本作が20世紀末に放送されたことが、タイトル成立の一因となっていたようである。

なお、中国語版のタイトルは「新世紀福音戰士」である。

アニメ界への影響
本作は、社会現象にまでなった1990年代を代表するアニメ作品であり、蓄積された邦画や日本の特撮、アニメーションの技法を濃縮した作風に加え、キャラクターの内的側面を表現するなど、斬新な演出が後続するアニメ作品に多大な影響を与えた(アニメ作品以外にもこの傾向はみられる)ことから、1970年代を代表する『宇宙戦艦ヤマト』、1980年代を代表する『機動戦士ガンダム』に続く第3次アニメ革命と言われた。従来のロボットアニメが、玩具の売り上げのための販促としての性格を色濃く持っていたのに対し、アニメ作品の映像ソフト自体に販売、購入価値を見出せる作風であり、本作以後、「パッケージ性」と呼ばれるこの性格を強め、テレビアニメの制作費を映像ソフト化で賄う仕組みができた。

コンテンツ業界では、元々一つのメディアでしか表現されていなかった作品(原作)の商品広告を、小説、漫画、アニメ、ゲーム、音楽CD、映画、キャラクターグッズ販売などの多数のメディアと組み合わせて商品展開させ各メディアの弱点を補う、「メディアミックス」と呼ばれる手法が1980年代後半から盛んになっていた。本作品は同時期の『スレイヤーズシリーズ』『機動戦艦ナデシコ』と共にその潮流を確立させたものであり、特に「原作のないアニメ主体のメディアミックス」の嚆矢となった存在である。

この作品の成功はアニメブームに繋がり、放送後の1997年頃からは、首都圏でテレビアニメが週約50本放送される空前のブームとなった(→アニメの歴史#テレビアニメの本数増加)。本番組の深夜帯再放送における高視聴率をきっかけにアニメの深夜放送(いわゆる深夜アニメ)が増加したことと合わせて、現在のアニメ放送体系を決定付けたと言える。TVアニメにおける製作委員会方式の初期試用作品であり[7]、その傑出した成功例である本作は、現在主流となっている同製作体制を増加させる一因となった。

社会的な評価
本作品のファンは「あまりアニメを見ない若者」や「心理学など現代社会の闇に関係されるものに興味を持った人たち」などにも広がり、新聞や一般言論誌、思想誌、ワイドショー番組や『ザ・スクープ』のような報道ドキュメンタリー番組等でも作品の内容が取り沙汰され、宮台真司や宮崎哲弥、東浩紀などの評論家によって、社会的影響力の検証が行われた[9]。2006年には文化庁メディア芸術祭の10周年記念企画として行われたアンケート企画「日本のメディア芸術100選」のアニメーション部門で、他の名作アニメを抑えて第1位に選出され、根強い支持を示した。

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>>リンク切れ報告|2008/06/03 21:04|全話完結

サムライチャンプルー(Samurai Champloo)

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サムライチャンプルー 巻之拾参
『サムライチャンプルー』は、日本のテレビアニメ、及びこれを原作とする漫画である。

概要
フジテレビと関西テレビの深夜枠で、2004年5月19日から9月23日まで(フジテレビの場合)放送された。全二十六話が制作されたが、地上波での放送はフジテレビの編成の都合上、第十七話で打ち切られた(関西テレビでの放送も、フジテレビ同様に第十七話まで)。BSフジでは一話〜十七話を第一シーズン、十八話〜二十六話を第二シーズンとして放送した(第二シーズンは土曜朝10:30〜11:00と深夜からの移動となったと共に金曜深夜にリピート放送もあった)。後にアニマックスでも放映された。DVDは各二話収録、全十三巻。

大人気だった『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎監督が希望した新作は、意外なことに時代劇だった。そして出来上がった本作は、昨今の時代劇漫画・アニメと同様に時代考証とは無縁で、チャンプルーの名前通り、面白ければ何でもありだった。例えばデパートやモデルといったカタカナ英語や、現代風な言葉使い、ヒューマンビートボックスが登場するなど設定は一見無茶苦茶である。だがこのギャップが逆に面白く、雰囲気を壊すほどでもないため新鮮に感じられる。第一回の冒頭においては、このこと自体が監督から視聴者へ宣言されており、「ガタガタ言うな。黙って見やがれ」とのこと。

監督が愛好するヒップホップカルチャーがベースで、音楽は当然のこと、殺陣や演出方法にもその影響が見られる。

渡辺信一郎監督作品の例に漏れず、豪華な声優が毎回ゲスト出演する。また、何本も監督作品があるような著名スタッフが演出にゲスト参加しているのも特徴である。

ストーリー
現代より遥か昔、侍も平民も太平の世を謳歌していた時代。天涯孤独の少女・フウは、向日葵の匂いのする侍の情報を求めて数多くのバイトをしていた。とある事がきっかけで知り合った2人の男性・ムゲンとジンを道連れに、フウは向日葵の匂いのする侍を見つける旅をする事を決意する。

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>>リンク切れ報告|2008/05/23 17:31|全話完結

銀河英雄伝説 -Legend of the Galactic Heroes-

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アニメ製作20周年記念 銀河英雄伝説 LEGEND BOX
『銀河英雄伝説』(ぎんがえいゆうでんせつ)は、田中芳樹によるSF小説。また、これを原作とするアニメ、漫画、コンピューターゲーム等の関連作品。略称は『銀英伝』(ぎんえいでん)。 本編だけで一千万部突破を記録したベストセラーで現在もその記録を伸ばし続けている。

概要
銀河系を舞台に、銀河帝国と自由惑星同盟、およびフェザーン自治領(形式的には、フェザーンも銀河帝国の一部)の攻防と権謀術数を、ふたりの主人公ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーを軸に描くスペースオペラ。道具立てはSF的だが「後世の歴史家による記述」という体裁を取っており、文体はむしろ歴史小説に近い(アニメ版においても歴史教科書に載っている写真の様な描写が幾つも見受けられる)。

メディア展開の結果と徳間デュアル文庫版(刊行リスト参照)の発刊を理由として、本作がライトノベルに分類されることもある。

本作の原形となったのは、1970年代の末に田中芳樹(当時は李家豊〔りのいえ・ゆたか〕名義)が幻影城から新書ノベルスとして出版する予定で書き進めていた『銀河のチェス・ゲーム』である。この作品は幻影城の倒産によって未完のまま中断したが、のちに徳間書店の編集者がその原稿を読み、序章にあった本編より数世紀前のエピソードを膨らませて描くよう勧めた。

1982年11月、徳間書店の徳間ノベルズより『銀河英雄伝説』が刊行された。これは本編第1巻「黎明篇」に当たるが、本作に先立ち同社から刊行された著作『白夜の弔鐘』の売り上げ不振もあり、この時点では2巻以降を出すかどうかは未定(売れ行き次第)だったため、初版には巻数及びサブタイトルが入っていない。さいわい第1巻が増刷されたため第2巻が刊行されることとなり(これに伴いローマ数字で巻数表記が付くようになった)、当初はさほどの売れ行きではなかったものの、3巻を皮切りに人気に火がつき、1987年までに本編全10巻が書き下ろし刊行された。1988年、読者の支持によりその年の星雲賞を受賞。

SF(サイエンス・フィクション)に分類される作品だが、科学技術的な描写は重んじず、対立する陣営のイデオロギー、人物像、権謀術数、歴史の流れを正面に出し、「後世の歴史家」の観点から叙述することで、さながら架空の歴史小説であるかのような体裁をとっている[1]。作者はのちに架空の歴史小説『アルスラーン戦記』を発表することになるのだが、この『銀河英雄伝説』においても、作者の歴史・文学の知識は色濃く反映されており、中国史をはじめとする歴史上のエピソードがしばしば顔をのぞかせている。また、作者が本作品シリーズにて首尾一貫「超能力」や「異星人種族」「未知のエネルギー」「戦闘用ロボット」「アンドロイド」といった世のありようを変えるSF的な要素を一切持たせず、むしろ禁忌としたのも、いずれも、史実、あるいはそれを基にした過去の文学作品を念頭に、人間同士の営みから生み出される歴史ドラマとしての構成を意図したためである(そのせいか、SFブーム以後も本作の人気は続いた)。

作中、兵器の名称などには、銀河帝国側は北欧神話、対する自由惑星同盟側はギリシア・オリエント・ラテンアメリカ・中国など世界各地の神話からの引用が数多くみられる。また、人名、都市名などの名詞は帝国側はゲルマン風に統一され、一方の同盟側はさながら多民族国家のアメリカのごとく雑多なものとなっており、本作品に一種独特の雰囲気を与えている。これもその背景にあるものを想像させるために用意された舞台装置の一例といえる。

本編の他に外伝があり、外伝は1984年から1989年にかけ、『SFアドベンチャー』に連載または同誌増刊号に一括掲載された長篇が4本(いずれも新書ノベルス1冊分)、同誌読み切りの短篇4本に、漫画の原作である短篇『黄金の翼』がある(これら短篇は長らく単行本未収録であったが、徳間デュアル文庫版で1冊にまとめられた)。外伝は全6冊分が執筆されると公表されているものの、現時点で最後の1冊分が書かれる気配はない(ただし、『アルスラーン戦記』のように、数年間刊行が停止して読者からは休刊、終刊したと思われた後、続刊が出版された例がある)。

本作はベストセラーかつロングセラーとなり、刊行以来重版増刷が繰り替えされてきた徳間ノベルズ版の第1巻は初刊からほぼ20年目にして100刷の大台を超える。また、新書ノベルス版以外にもハードカバーの愛蔵版、徳間文庫による文庫版、2000年から2003年にかけて“ファイナルバージョン”と銘打って刊行された本編全20巻、外伝全9巻、これにハンドブックを加えた全30巻の徳間デュアル文庫版(巻数が増しているのは従来の1巻分を2分冊にしている為)など、バリエーション豊富な装丁による書籍が刊行。いずれも息長く売れ続け、一部で「お化け小説」とも言われている本作の人気維持に貢献している(各版の主な違いについては刊行リストの項を参照されたい)。

2007年2月からは徳間書店から東京創元社に版元を変え、創元SF文庫レーベルでの新装版リリースも開始されている。

あらすじ
西暦2801年を宇宙暦1年とした遥かな未来。 その勢力圏を銀河系にまで拡大させた人類は人類統一政府である銀河連邦を成立させるが、その政治体制は長い年月を経て腐敗していった。 社会の閉塞感を打破する強力な指導者を民衆が求める中、宇宙海賊を壊滅させ宇宙軍の英雄であったルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは、やがて政界に進出すると民衆の圧倒的支持を集めて独裁政権を確立し、首相と国家元首を兼任して終身執政官を自称。 宇宙暦310年に至って、「神聖にして不可侵たる」銀河帝国皇帝に即位して銀河帝国を建国、新たに帝国暦1年とした。 みずから行使する正義を信じてうたがわないルドルフは、共和主義者を中心とした反対派を弾圧・粛清し、議会を解散して専制政治へと移行させ、その支配は苛烈を極める一方、自身を支持する「優秀な臣民」に対しては特権を与え、帝国を支える強固な貴族階級を形成させた。 ルドルフの死後も、至高の権力をえるのはその子孫にかぎられ、世襲だけが権力の移動のあるべき姿になったかにみえた。

しかし、奴隷階級におとされた共和主義者たちは、アーレ・ハイネセンを中心として、帝国歴164年、みずから建造した宇宙船により帝国からの逃亡に成功。 銀河系の深奥部に歩を踏み入れ、指導者ハイネセンを事故で失うなど半世紀に及ぶ苦難の道程の末、帝国歴218年、ついに安定した恒星群を見いだし、そこで自由惑星同盟を建国。 民主共和政治を礎とする銀河連邦の正当な後継者との誇りから宇宙歴を復活させ、勤勉さと情熱によって国家体制をととのえ、多産を奨励し、急速に勢力を拡大させた。

やがて帝国ではルドルフの死後3世紀を経て、さしも強固だった体制のたがもゆるみ、貴族たちは権力闘争に明け暮れ、規律や統制は弱まり、恒星フェザーン星系においては、地球出身の大商人レオポルド・ラープの異常なまでの説得、そして賄賂を伴う工作により、皇帝の主権下ながらも内政に関してほぼ完全な自治権を有した商業都市国家型のフェザーン自治領が形成された。一方、自由惑星同盟ではその存在が帝国に知られわたると、権力闘争に敗れた貴族を「来る者は拒まず」の精神で受け入れたことで次第に変質していくこととなり、建国当初の理念は薄れていった。

こうして人類は、専制政治を敷く銀河帝国と、民主共和制を唱える自由惑星同盟、および商業を中心としたフェザーン自治領の3つの勢力に分かれ、フェザーンがその経済力と政治工作により勢力を拡張する中、帝国−同盟間では慢性的な戦争状態が150年にわたって続いていた。 この長く不毛な戦いが永遠に続くかに思われていた宇宙暦700年代末、2人の英雄が出現し、人類の歴史は大きく展開し始める。

宇宙暦776年/帝国暦467年、銀河帝国において、貴族とは名ばかりの貧家に生まれたラインハルト・フォン・ミューゼルは、敬愛する姉のアンネローゼが皇帝の後宮に納められた事で、ゴールデンバウム王朝への憎悪を抱くようになった。ラインハルトは、彼女を取戻すだけの力を得るために親友のジークフリード・キルヒアイスとともに帝国軍幼年学校に入学して軍人となる。やがて、腐敗したゴールデンバウム王朝を打倒し「宇宙を手に入れる」という野望を抱いたラインハルトは、その天才的な軍事的才能とキルヒアイスの補佐によって武勲を重ね、驚異的なスピードで昇進していく。ローエングラム伯爵家の家名を継ぎ、ラインハルト・フォン・ローエングラムとなった彼は、ついに20歳にして帝国元帥に就く。後に「常勝の英雄」「獅子帝」と呼ばれた彼の元には、現体制に不満を抱く若き才能が集まり、腐敗した体制のもと既得権益をむさぼる貴族からの反発の中にあって確固たる勢力を確立する。

一方、自由惑星同盟では、本来は歴史研究家志望であったものの、両親の死により歴史を無料で学ぶ方便として士官学校に入学し、不本意ながらも軍人になったヤン・ウェンリー(宇宙暦767年生まれ)が、本人の意思とは裏腹に歴史の表舞台に担ぎ上げられようとしていた。ヤンは暴力機関としての軍隊を嫌い退役生活を夢見ながらも、その軍事的才能によって望まぬ武勲を重ね、やがて提督に抜擢された。後に「不敗の名将」「魔術師ヤン」「奇跡のヤン」と評されたヤンは、母国の政治体制の腐敗を嘆き、戦争への懐疑を抱きながらも数々の戦いに身を投じることになる。

ラインハルトとヤンは、後にアスターテ会戦と呼ばれる戦いにおいて初めて対峙し、お互いの軍事的才能を認め合うこととなる。

テレビ放送
OVA第1期は、リリース終了後にテレビ東京において深夜に1回、夕方に1回放送された。20世紀末以降は、主にCS放送局や衛星放送局・WOWOWで全話が放送されている。DVD化に際しては、オリジナル版製作当時の事情によりやや粗さのある前半部分を中心に、一部作画がリメイクされている。

WOWOWでは2006年7月2日より、映画第1弾とOVA全話をテレビ初となる“リマスター版”を使用して放送した。

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きまぐれオレンジ☆ロード -Kimagure Orange Road-

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きまぐれオレンジ☆ロード The Series テレビシリーズ DVD-BOX
『きまぐれオレンジ☆ロード』は、まつもと泉による漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品。「週刊少年ジャンプ」で1984年15号から1987年42号まで全157話が連載された(ただし1986年15号から1987年11号までの約1年間休載)。また特別編158話が週刊プレイボーイ1999年44号に掲載された。

ストーリー
超能力一家の長男に生まれた春日恭介は、父の隆、双子の妹まなみとくるみの4人家族。恭介は超能力が使えること以外にはこれといって特技もなく、優柔不断な性格を妹から鬱陶しがられるだけのどこにでもいる中学生。

超能力が使えるのは家族だけの秘密なので、昔から正体がバレるたびに転校を繰り返すという生活を続けていて、ついこの間もくるみが100メートルを3秒で走るという騒ぎを起こしてしまい、春日一家は7度目の転校を余儀なくされてしまった。

そして7度目の転校で引っ越してきた街で、近所を散策していた恭介は赤い麦藁帽子をかぶった少女、鮎川まどかに出会い、その美しさと愛くるしい立居振舞にひと目惚れをする。だが後日、転校した先の中学で同級生として再会したまどかは、学園一のスケバン少女で男子からも恐れられているような存在だった。まるで恭介とは初対面であるかのようなぶっきらぼうな態度をとるまどかに戸惑う恭介。だがまどかも、初めて会った時から憎からず想っていた恭介に、不良少女としての自分の姿を見られたことで思わずそんな態度をとってしまっていただけだった。最悪の再会をした二人だったが、それからの学生生活の中で、恭介はたまに見せるまどかの素の優しさを見るにつれその想いを新たにする。そしてまどかのほうも、一見つれない態度をとりつつも次第に恭介に惹かれていく。

そんな中、まどかと姉妹のような仲で同じくスケバンの檜山ひかるは、人気のない放課後の体育館で、恭介がバスケットボールを超能力を使って超ロングシュートを決める様子を目撃し、恋に落ちてしまう。そしてスケバンをやめて自らの気持ちを公言して恭介にアタックを始めたひかるに対し、まどかは自分の気持ちを殺して姉という立場からひかるを応援すると言ってしまう。学内外問わず積極的なアプローチをしてくるひかるを無下にはできず、その可愛らしさに思わずデレデレしてしまう恭介。いつのまにか同級生からはカップルとして認知されてしまうが、それでも恭介はまどかのことが気になって仕方がなく・・・。

こうして3人の関係は奇妙な三角関係へと発展してしまったのだった。

原作について
連載当初のキャッチコピーが「POP&LITE」であったことからもわかるように、かわいらしい絵柄と優柔不断な主人公が出てくるラブコメ調ストーリーは、「ジャンプ」というよりも当時「うる星やつら」で人気が高かった「少年サンデー」的な作品であった。これはまつもとの担当だった高橋俊昌の好みと編集方針が、まつもとの持つポップ志向と合致したためである。高橋は当時の「週刊少年ジャンプ」において鳥嶋と並んで数少ない反硬派路線の推進者であった。本作はたちまち人気を博し当時大ブームだったラブコメを好む読者を「ジャンプ」へ引き付けることに成功した。

まつもとは連載中に原因不明の体調不良に度々襲われるようになり、長期休載を余儀なくされたことがある。休載前と連載再開後の一時期では絵柄が大きく異なるため、当時のアシスタントの「萩原一至が作画を担当していた」と噂された。しかし実際にはまつもとが執筆不能となった時に一時的に萩原が作画を担当したのみであり、また萩原も連載終了前にまつもとのスタジオを去っていて、まつもと本人もこの噂を公式ファンブック内で否定している。なお、まつもとの体調不良の原因は、2004年になって脳脊髄液減少症であったことが判明している。

単行本化にあたってはかなり加筆修正されている。特に最終巻、最終話は大幅になされている。さらに愛蔵版発行時にも加筆修正されており、連載時、JC(ジャンプコミックス)時、愛蔵版は最終回全て違っている。

テレビアニメ
1987年4月6日から1988年3月7日まで、毎週月曜日19:30 - 20:00で日本テレビおよびその系列局にて放送された。アニメでは、特に恭介の性格が原作とは大幅に違っていたため、原作のファンからは不評であった。しかし、アニメはアニメ独自のファン層を作った事も事実である。

オープニング、エンディングは、何カットも切った映像を使ったり、アニメのセル画をコピー機にかけたり、砂アニメを使用したりと斬新で他のアニメとは一線を隔す出来で、アニメ誌で評価される事があった。

本作のヒロイン鮎川まどかはアニメ放送していた年の1988年の「アニメージュ」(徳間書店)、1987年の「アニメディア」(学研)の女性キャラ人気投票で1位に輝いている。さらに「アニメージュ」では放送終了後も何回もランクインされていた。また、アニメでは以下の設定が加えられている。

春日家にジンゴロという太ったネコがいる。本作のマスコット的キャラになっている。
アニメは中学3年の一年間で、原作では高校時代のエピソードも登場する。
まどかがサックスを吹く。それにより心情を描いていたがサックスを吹いているシーンで視聴率が明確に下がるためこのようなシーンはすぐになくなった。(寺田憲史著「ルーカスを超える アニメ・ゲームビジネス創作術」より)
まどかがピックを投げる事がある為か、昔のまどかを知ってる人間からは「ピックのまどか」と呼ばれ方をされている。
まどかの家は漫画では大きな洋館だが、アニメでは普通な感じの洋風の家になっている、等。

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