 『夜明け前より瑠璃色な』(よあけまえよりるりいろな)は、オーガストより2005年9月22日に発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。オーガスト5作目となる。2005 年年間セールス第3位の約7万本もの売上を記録した。また、2006年12月7日にはプレイステーション2移植版(CERO-C)となる『夜明け前より瑠璃色な 〜Brighter than dawning blue〜』が、オーガストのスタッフによる別ブランド「ARIA」より発売された。
テレビアニメは、2006年10月〜12月に、『夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜』( - クレッセントラブ)というタイトルでBS-i、独立UHF局、AT-Xで放送。BS-iでは16:9のハイビジョンサイズで放送しているが、UHF局では画面の左右を切って4:3のスタンダードサイズにして放送している。AT-Xでは4:3サイズだがレターボックス形式で放送されている。全12話。本TV アニメ版の製作にあたり原作のオーガストは基本的に口を出さない方針で、シナリオの榊原拓は「アニメ製作スタッフの皆様には、かなり自由に作って頂いてますので」、原画のべっかんこうは「フィーナのあのドレスを動かさなければならないアニメスタッフさんには、本当に申し訳ないやらありがたいやら」と、アニメ製作スタッフに気を遣う発言をしている(オーガストオフィシャルハンドブック2006年春号より)。この為かTVアニメ版は独自のストーリーになっており、主要キャラクターの設定が一部変更されている。更に新キャラクターも数人追加されている。また、原作ゲームでは設定上しか存在しないゲームスタート前の出来事である月と地球の戦争「オイディプス戦争」が宇宙艦隊の戦闘シーンという形で映像化されている。
あらすじ 大昔に月に渡った人々が作ったスフィア王国(月王国)。だが、数百年前に起こった戦争(第1次〜第4次オイディプス戦争)以降は地球との関係は冷え切った状態が続いており、地球における唯一の窓口である「満弦ヶ崎中央連絡港市」に王国の大使館、月人居住区画、王立月博物館などが設置されているものの、一般市民の月との往還はほとんどなくなっていた。そんな満弦ヶ崎中央連絡港市に住む朝霧家に、月王国の王女がホームステイすることになった……。
オリジナルキャラクター 高野武(たかの たけし) 声優:辻親八 フィーナのホームステイに同行して、フィーナたちの取材をすることになるカメラマン。有名な映像作家であるが神出鬼没。アニメ1話ではフィーナのスカートの中から登場するという荒業を披露。アニメの後半では重要なキャラになっている。 助手(じょしゅ) 声優:近藤隆幸 高野武の助手。若い頃はパンク風なコスチュームだった。最終回では幾多の弟子を獲得。服装もケンシロウのようになっている。苗字は西岡と言うらしい。 ブリジット・アンバー 声優:よのひかり 地球連邦政府大統領でさやかの上司。かつては外務大臣でセフィリアと渡り合っていた。 ユルゲン・フォン・クリューゲル 声優:近藤隆 フィーナの許婚。親衛隊長にして、貴族出身の反地球主義者。
設定が変更されたキャラクター 朝霧千春(あさぎり ちはる) 声優:宮林康 達哉の父親。考古学が専門の学者だが、興味を持った事は何でも研究してしまう。さやかよりも前に月に研究で密航した事があるがすぐに発覚して強制送還されたエピソードがある。その際、当時平民であったライオネスにアドバイスをしている。達哉と麻衣の尊敬の対象になっており、映画でも有名な某考古学者張りの破天荒な冒険活劇風のシーンが達哉と麻衣によって語られている(これはTVアニメ版オリジナル設定)。原作では行方不明だったのがアニメでは世界中を飛び回っていて滅多に帰ってこないものの生存していることとなっている。ちなみに彼の部屋は「ゴキブリ」が大量出現したことが引き金となりカレンが操縦する VTOL攻撃機のミサイル攻撃によって爆破(撃破?)された。 朝霧琴子(あさぎり ことこ) 原作では3年前に亡くなったことになっているが、アニメでは10年前となっている。 朝霧達哉(あさぎり たつや) 声優:司晃一(ドラマCD版)/千葉進歩(TVアニメ) TVアニメオリジナルの設定として考古学者である父千春を尊敬している、癖で他人の鼻をつまんでしまうなどが新たに追加されている。 穂積さやか(ほづみ さやか)声優:(本山美奈/黒河奈美/同左) 職業が月博物館館長代理から地球連邦大統領の主席秘書官に変更となっている。それに伴い仕事時の服装も変更となった。 フィアッカ・マルグリット ゲーム版では実際に存在した人間の思念とされているが、アニメ版では前述の戦争の際、傷付いた人々の心が生んだ思念体ということになっている。 セフィリア・ファム・アーシュライト 声優:生天目仁美(TVアニメ) フィーナの母でスフィア国前女王。ライオネスの回想や最終話に出演。学生時代にライオネスと出会い、恋に落ちる。死因が、元々平民であったライオネスとの結婚により、心労が重なったためとなっている。
第01話 お姫様がホームステイ!? 第02話 お姫様は優等生! 第03話 お姫様 料理対決!! 第04話 戦う! お姫様 第05話 お姫様 無人島漂流記
第06話 お姫様は恋愛禁止!? 第07話 お姫様の許婚 第08話 お姫様と瑠璃色の空の下で… 第09話 お姫様に迫る影 第10話 片翼だけのお姫様
第11話 お姫様とその手をかさね 第12話 お姫様と…
以上、全12話
キャベツ問題 第2話以降、特に第3話で「作画崩壊」と呼ばれる現象が顕著となった。第3話の料理シーンで、キャベツが緑のボールのように描かれていたことから、作品あるいは絵の悪いアニメを蔑称的にキャベツと呼ぶことが流行した。現在でも、「ヤシガニ」「ムサシ」と合わせて、作画崩壊の俗称(蔑称)として使用されることが多い。この問題については、バンダイビジュアルが雑誌「メガミマガジン」2007年1月号誌上で謝罪文を掲載した。最終話で回想として放送された料理シーンに修正が施されたほか、DVD版では3話の「200カット近いリテイク」をはじめ大幅な修正が行われた。
主題歌・挿入歌 オープニングテーマ 検索結果 「前奏曲(プレリュード)-We are not alone-」 youtube 作詞:森由里子、作曲:澤野弘之、編曲:和田貴史・澤野弘之、歌:大藤史
エンディングテーマ 検索結果 「Crescent Love 〜月のなみだ〜」 youtube 作詞:森由里子、作曲・編曲:岡崎雄二郎、歌:フィーナ(生天目仁美)
挿入歌 「今を抱きしめて」 youtube 作詞:森由里子、作曲・編曲:澤野弦之、歌:フィーナ(生天目仁美)
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