 『HUNTER×HUNTER -OVA-』(ハンターハンター)は冨樫義博による少年漫画「HUNTER×HUNTER」を原作にしたアニメ、ノベルス、ゲーム、舞台作品。略称は『H×H』。
概要 主人公のゴンが、死んだと聞かされていた父親ジンが優秀なハンターであることを知り、ジンを探すために自分もハンターになろうと決心し、ハンター試験を受けにいく場面から物語が始まる。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)誌上において1998年14号から連載。現在も連載中。単行本はジャンプコミックスより24巻まで発刊されている。『HUNTER×HUNTER』と"HUNTER"が二重になっているのは、題名を考えていた作者が、TVでダウンタウンの浜田雅功が「何で二回言うねん」と言ったのを聞き「これだ!」と、思いついたことに由来する(昔からハンターを題材にした作品を描きたかったらしい)。
内容の評価 少年漫画にありがちな「正義」と「悪」という2つの概念が存在せず、様々なキャラクターの視点が存在し複雑な構成を取っている。細かい設定まで良く練り込まれているストーリー、主人公だけではなく様々なキャラクターの複雑な心理描写など非常に高い評価を得た。更に残酷な描写も多く使われ、グロテスクな絵は塗りつぶしなどの規制が入ることも見られる。
アニメ化の際にも、あまりに残酷な描写はカット・変更された。掲載開始頃は『ONE PIECE』と共に、低調だった「ジャンプ」の復活の起点の一つになり、休載が目立つようになるまでは『ONE PIECE』と双璧の看板漫画となっていた。全盛期はTVアニメ化などもあり多方面で人気が過熱、多くのファンサイト・同人誌・コスプレイヤーなども生み、大きな盛り上がりをみせた。
休載 しかし、その一方で非常に休載が多く(1999年以降は毎年10回以上休載している)、本誌掲載時にはネームに近いラフ画で、背景もほとんど無い状態で掲載されることが頻繁に発生した。『幽☆遊☆白書』終盤から、その傾向は見られていたが、本作で下描き掲載が頻繁に見られるようになり、批判や苦情の声が上がっている。
また、休載の理由は主に「作者急病のため」とされていたが、作者が巻末コメントなどで最新のゲームをプレイしたことや旅行に行ってきたことを隠さず書き、さらにコミックマーケットなどの同人誌即売会に参加し、同人誌を発行している姿も確認されているため、ファンの間では「急病」は方便であるとの認識が強い。このため、休載の理由と真実を明らかにしないことと、「休載が多い = 打ち切り」にしない編集部の体質も、度々批判や苦情の対象となっている。ラフ画の状態で本誌に掲載された場合、単行本化される際に直されるが、修正作業を行うために本誌の連載を休む、本末転倒な傾向がある。次第に「急病」という理由での休載は減り、「作者の都合」とされるようになった。
2005 年50号から「病気」という理由で休載し、2006年8号に再開したが、11号に掲載されたのを最後に長期休載となった。当初は2006年4月に再開予定だったが再開されず、その当時は出版社側からの説明も全くなかった。連載を中断している漫画は他誌などを見てみると少なからず存在し、1年以上の長期休載は漫画業界全体ではそれほど珍しいことでもないかもしれないが、少年ジャンプというメジャーな雑誌での長期休載は極めて異例。
また、週刊誌での連載なので、この間実に70週以上空いたことになる。そして、2007年45号に連載が再開し10週連続で連載。その2日前の2007年10月4日に、前巻から実に1年と7ヶ月ぶりに、コミックス24巻が発売となった。しかし2008年新年3号から再び休載となった。連載10周年となる2008年3月3日発売14 号より連載再開、しかしまた10号連続短期掲載である。単行本最新刊25巻は3月4日発売の予定である。
メディアミックス テレビアニメ化もされたが原作に追いついたため打ち切りとなり、続きはOVAとして販売された。その他にも様々なメディアミックス展開が行われている。ノベルスは1巻〜3巻まで発売されており、若干のオリジナルストーリーおよびキャラクターが組み込まれている。ゲームは現在プレイステーション、ゲームボーイなどで計10作発売されている。 ミュージカルは3公演(初演、再演 / デジャヴインサマー、新作 / ザナイトメアオブゾルディック)上演された。 その他、ラジオドラマCDやキャラクターCDなども発売されている。 「HUNTER×HUNTER R」というラジオ番組を2000年4月から2005年3月まで放送(ラジオ大阪、文化放送他)。 2007年現在、以上のものは全て終了し原作一本のみの展開である。
アニメ テレビアニメは1999年10月16日〜2001年3月31日までフジテレビ系で放送。全62話。ただし、土曜18:30〜19:00枠がローカルセールス扱いだったため、系列局の中には、上記日程では本作を放送せず、自社制作番組・フジテレビ系の遅れネット番組・他系列番組を放送したところがあった。同時ネットはさくらんぼテレビ(途中から遅れネットに移行)・富山テレビ・テレビ西日本の3局のみで、関西テレビ、テレビ新広島などは遅れネットとなった。山陰中央テレビは本放送終了後に放送。秋田テレビ・福島テレビ・新潟総合テレビ・福井テレビ・岡山放送・テレビ愛媛・サガテレビ・テレビ長崎・テレビくまもと・テレビ宮崎・鹿児島テレビ・沖縄テレビでは放送されなかった。また遅れネットで放送していたテレビ大分は途中で打ち切りとなった。
なおOVA版の方はフジテレビ系列及びBSフジでは未放送であるが、アニマックスのみ放送されている。
放送上相応しくないと判断されたのか、残虐なシーンのカットが多数見受けられた。特に天空闘技場でのヒソカ対カストロ戦は丸々カットされ、試合の前後とごく僅かな回想が放送されたのみであった。また、原作では天空闘技場で念能力者から洗礼を受けたキャラクターは身体に障害を負った形で登場したが、アニメ放映時に表現がふさわしくないとのことから、洗礼を受けたが障害を負わずに済み、念能力を得て生き残ったとして描かれている。
しかし、直接的な描写を避ける一方で、僅かなシーンで残虐描写を匂わせる程度に上手く表現しており、作品の雰囲気を損なうことにはなっていない。特にヒソカに関しては直接描写を避けたことで、原作とは違ったアニメ独特の魅力が生み出されている。漫画がテレビアニメになるにあたって完成度の低いオリジナルシーンが追加されることが多いが、本アニメでは原作を大きく外れるオリジナルストーリーの挿入は殆ど見られない。唯一完全なオリジナルストーリーとなったのは18話から20話のみである。原作のハンター試験の合間に特設ステージが設けられたという設定で展開されていくストーリーは、オリジナルとしては完成度が高く、ファンからの評判も高い。アニメは監督の映像へのこだわりもあって、非常に完成度が高いと評判である。
なお、33話では音響監督の平光琢也がシークアント役の声優も担当している。32話より赤星昇一郎もゼブロ役で出演していたので、レオリオ役郷田ほづみとあわせて怪物ランドのメンバーが集合した形となった。この回のみEDクレジットのキャスト欄でレオリオの位置が他二名に合わせて通常より後ろに移動し、(怪物ランド)と表記されている。原作の休載が非常に多いためにアニメの内容が追いついてしまい、テレビ放送は打ち切りという形で終了となった。最終回では提供ベースに今後の展開を暗示するイラストが使われたが、遅れネット局の一部では、局のシステムの都合でブルーバックで提供スポンサー名を表示していた関係上、見ることが出来なかった地域もあった。
その後、続編がOVA化され、ヨークシンシティー完結編を描いた第1期『HUNTER×HUNTER』(4巻8話)、グリードアイランド編を描いた第2期『HUNTER×HUNTER GREED ISLAND』(4巻8話)および第3期『HUNTER×HUNTER G・I Final』(7巻14話)までが発売され、とりあえずアニメ版は大団円を迎えている。なお、TV版最終回は当初アニメオリジナルのバッドエンド最終回になる予定だったと言われている。その絵コンテらしきものがネットオークションにかけられたこともある。
初期のテレビシリーズでのラストシーンでは、クロロの「向かうなら東がいい」と言う台詞が、「向かうなら束がいい」と言い間違っている部分も、DVD版では修正されている。テレビアニメ化以前に、テレビシリーズとは異なるスタッフとキャストで制作されたパイロット版がジャンプ・スーパー・アニメツアー'98のイベント内で限定放映されたことがある。 OVAは非売品で、応募者全員サービスとして販売された。また、同作品には原作者の冨樫義博が声優として特別出演している(どのキャラクターなのかは不明)。
第63話 蜘蛛×死体×フェイク 第64話 仲間×変装×地獄耳 第65話 追跡×逃亡×走り出した蜘蛛 第66話 人質×虫けら×伝わった思い 第67話 時報×暗闇×放たれた鎖
第68話 挑発×分裂×振り上げた拳 第69話 交渉×復讐×律する鎖 第70話 想い×断念×引き裂かれたクモ
以上、全8話 【OVAシリーズ1】
主題歌 ※OP : オープニング、ED : エンディング OVA第1期 PALE ALE - 黒沢健一(OP) youtube 検索結果 Carry On - 黒沢健一(ED) youtube 検索結果
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