 『BLUE DRAGON』(ブルードラゴン)は、2006年12月7日にマイクロソフトから発売された日本のXbox 360専用ゲームソフト、ジャンルはコンピュータRPG。制作はミストウォーカー、共同開発はアートゥーン。略称はBD、ブルドラ。
2007年11月1日には廉価版「プラチナコレクション」として再発売された。また、2008年3月にはニンテンドーDSで続編として『BLUE DRAGON PLUS』(ブルードラゴン プラス)が発売予定。この他、ゲーム以外にもテレビアニメや漫画など様々な展開を果たしている。
概要 Xbox 360の発売前から制作が発表され、豪華なスタッフが発表され話題となる。特に、坂口博信と鳥山明の共作は『クロノ・トリガー』以来であり、Xbox 360ユーザーの期待と注目度は大変高いものであった。
2005年末のXbox 360のテレビコマーシャルでは、当時は未完成であったにもかかわらずこの作品が紹介され、坂口博信と鳥山明(顔は映っていない)本人も出演した。日本のみならず、北米や欧州などにおいてもXbox 360の戦略タイトルとして期待されていた。2006年12月7日に発売され、発売週の売上は約8万2000本、XBOX 360本体も10倍近い伸びを示すなど伸び悩んでいたハードの牽引に大きく貢献した。この効果もあって2006年末商戦におけるXBOX 360は月間10万台以上を販売するなど、過去最大の盛り上がりを見せた。現在国内のXBOX 360では最も売れているタイトルとなっている。
2007年度日本ゲーム大賞優秀賞受賞作品。
メディアミックス展開 ゲームが発売されて間もないころからマンガやTVアニメ(後述)が製作され、2007年4月21日からはコナミデジタルエンタテインメントからトレーディングカードゲーム『BLUE DRAGON RPCG』(ブルードラゴン ロールプレイングカードゲーム)なども発売。メディアミックス作品としても展開する。
ただし、これらの作品は「ブルードラゴン」をテーマにしているという共通点を除き、異なるストーリー展開となっている。
ストーリー 魔法と機械によって栄えた古代文明が滅んでから幾星霜、古代文明が何故滅んだのかも忘れ去られた時代。世界の片隅にあるタタの村である事件が起こる。
ゲーム版とアニメ版では、世界観や登場人物はほぼ同じだが、その設定やストーリー展開に大きな差異がある。
ゲーム版のストーリー タタの村では10年前から年に1度、紫の雲とともに地鮫(じざめ)という巨大な怪物が現れ、村を破壊し尽くしていた。そして今年も地鮫が到来し、村の住人たちは高台へ避難する。壊されていく家々を呆然と見つめることしかできない村人たち。そんな折、村の老人フーシラは孫のシュウがいないことに気付き探し回るが、目下に信じられない光景を目にする。
シュウ、そして彼の親友であるジーロとクルックも、未だ村の広場にいた。避難所から声を掛ける大人たちの静止も聞かず、彼らだけで村を守ろうと地鮫に立ち向かう。3人は作戦通り地鮫を罠に掛け、その動きを止めることに成功した、かに見えたが、罠を破り再び動き出した地鮫に引きずられ、そのまま陥没した地面の中へ引き込まれてしまう。
気が付くと、そこは村の決まりで入ることが禁じられていた洞窟の中だった。脱出手段を探すシュウたちは、先ほどの地鮫が謎の機械に変貌するのを目の当たりにする。突然足元から地鮫が空高く浮き上がり、3人は地鮫にしがみついたまま、はるか上空に浮かぶ巨大要塞の中へ導かれてしまう。その要塞・メカットの内部で、彼らは謎の老人ネネと出会い、彼こそが地鮫をけしかけ村を襲った張本人だという事実を聞かされる。シュウたちは怒りネネに立ち向かうが、その強大な「影」の魔法の力の前になすすべもなく敗れ、投げ捨てられてしまう。
要塞から投げ出され、そのまま空中を落下していく3人。しかし、シュウが絶対負けないと意志を込めて叫ぶと、なぜか体が空高く浮き上がり、彼らはそのまま再び要塞の部屋のひとつへ突入した。不可思議な現象に戸惑うシュウたちの目の前に、空中に漂う3つの光の球が現れ、突如3人の頭の中に「その球を飲むのだ」と謎の女性の声が語りかける。突然現れたその声に彼らは疑いを抱き、それを拒んだが、その3人の目前にネネの追っ手が迫る。大量のロボットに追い詰められたシュウたちは、もうどうにでもなれと、ついに光の球を飲んだ。
球を飲んだ直後、苦しむ3人。その影が巨大な怪物、ドラゴン、ミノタウロス、フェニックスに姿を変える。困惑するシュウたちの前に追っ手のロボットが襲い来るが、発現した影の魔法の力によりいともたやすく撃退できてしまった。なんとか小型メカットで脱出したシュウたちは、目覚めた新たな能力に驚き戸惑いつつも、この「影」の力でネネの野望を止めることを決意する。
アニメ版のストーリー 剣術を極めし伝説の騎士・ナイトマスターに憧れる少年シュウのもとに、幼馴染の少女クルックが「村にナイトマスターがやってくる」という噂を持ち込んだ。舞い上がったシュウは他の子供たちとともに村中を回り、よそ者に片っ端から不意打ちをかましてナイトマスターらしき人物を探す。そんなシュウの前に、謎の女剣士ゾラと少年ジーロが現れる。シュウは自分の不意打ちをあっさりかわしたゾラを見て、彼女こそがナイトマスターだと確信し弟子入りを志願するが、彼女はそれを否定しそのまま去ってしまう。
その日の午後、タタの村に突如謎の軍隊が攻め込み、子供たちを捕らえていく。シュウはゾラたちを探して助けを請うが冷たく断られ、こうなったら自分たちの力でなんとかしようと村に戻る。しかし力及ばず、クルックたちは捕まり、激しく抵抗したシュウもボロボロになってしまった。しかしそのとき、ゾラとジーロがやってくる。
ゾラとジーロは敵の軍勢をあっさりと倒していく。しかしその時、敵の司令官が影を怪物・ゴブリンに変えて襲い来る。だがゾラは不適に微笑み、自らの影をキラーバットと化した。影使い同士の激しい戦いの中、付近の建物が崩れてクルックたちが下敷きになりかける。シュウは思わず駆け込み、みんなを守る力を願った。すると突然シュウの体が輝き、影がブルードラゴンに変化した。
戸惑うシュウの前で、ブルードラゴンは敵の影使いをいともたやすく倒してしまう。だが、そのままブルードラゴンは暴走し、辺りを破壊し続けた。ゾラの許可でジーロが影・ミノタウロスを発動し、ブルードラゴンを抑えたままシュウを気絶させることでなんとか暴走を食い止める。
シュウが目を覚ますと、クルックと村の子供たち、そしてゾラとジーロがいた。影の暴走のせいで体が激しく痛む中、シュウはゾラから、悪の国家グランキングダムの王ネネが世界を支配するため影の力を悪用し、人工の影使いを作り出し、力を持った子供を探しているという話を聞かされる。ゾラとジーロはネネを倒すため、かつての伝説に残る「影を操る7人の光の戦士の末裔」を探しているという。そして、影の力を持つシュウがいる限り、タタの村も襲われ続ける、という話も。ゾラはシュウに一緒に来るように言うが、突然のことにシュウは悩む。しかしその晩、再びグランキングダムの襲撃を受け、まだ影の力を制御できない自分の未熟さを悟った。翌朝シュウは、そしてなぜかクルックも強引に、村を出てゾラたちについていき、ネネを倒す旅に出ることを決意する。
天界の七竜 闇の封印から2年、シュウはブーケやレゴラスと共に、ローゼンクロイツに対抗するレジスタンスを組織し戦っていた。
ある日、空から謎の物体が降ってくる。そしてその場に現れ、影使いのことを知っている謎の少年ノイ。再び何かが動き始めていた。
TVアニメ 次回予告ではわざと内容を伏せ、ユーモアたっぷりの会話を使って視聴者を和ませている。ネネの発明により、人工的に影使いを作ることが可能となっている。影使いのロボット兵もいる。ナレーションは高塚正也。2008年4月以降は『BLUE DRAGON 天界の七竜』(ブルードラゴン てんかいのしちりゅう)と改題。
その他 2006年10月より2006年12月まで、植松伸夫がパーソナリティをつとめる『BLUE DRAGON presents 三日月の散歩』というラジオ番組がTOKYO FMで放送されていた。エフエム大阪、エフエム愛知でもネットされていた。
2006年11月28日より、バンダイから食玩『BLUE DRAGON キャラクターズ』発売。
2007年4月21日より、コナミデジタルエンタテインメントからトレーディングカードゲーム『BLUE DRAGON RPCG』(ブルードラゴン ロールプレイングカードゲーム)のブースターパックVol.1とVol.2が同時発売。鳥山明作品では初めてバンダイ以外から発売のカードゲーム商品となる。商品名にロールプレイングと入っており、「TCGと、戦うほどに強くなっていくRPGの要素[2]を組み合わせた」と謳っているが、対戦を重ねてもカードの強さが変ったりはしないので「戦うほどに強くなる」とは限らない。
2007年11月15日から2008年1月15日までの期間限定で、Xbox 360のXbox LiveマーケットプレースにてTVアニメ『ブルードラゴン』の第1話および第2話が無料配信されている。
第01話 紅き竜 第02話 ノイ 第03話 漢の勝負 第04話 欲望の鱗 第05話 朽ちたピラミッド
第06話 それぞれの道 第07話 初恋 第08話 彼女の選択 第09話 愛のダンス 第10話 どきどきのぽわん
第11話 ミヒャエル 第12話 ノイの決断 第13話 白の旅団 第14話 導きの少女 第15話 へろへろのばたん
第16話 突入ニルヴァーナ 第17話 第18話 第19話 第20話
第21話 第22話 第23話 第24話 第25話
第26話 第27話 第28話 第29話 第30話
第31話 第32話 第33話 第34話 第35話
第36話 第37話 第38話 第39話 第40話
第41話 第42話 第43話 第44話 第45話
第46話 第47話 第48話 第49話 第50話
第51話
主題歌 オープニング 検索結果 『光の指す方へ』 youtube 歌・編曲:JiLL-Decoy association、作詞:chihiRo、作曲:kubota
エンディング 検索結果 『蕾』 youtube 歌:JiLL-Decoy association、作詞:chihiRo、作曲:Jin Nakamura、 編曲:Jin Nakamura・JiLL-Decoy association
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