 『マクロスF』(マクロス フロンティア)は、日本のテレビアニメ作品。制作にはマクロスシリーズを伝統的に担当するビックウエストおよび毎日放送(MBS)が関わっており、2008年4月3日(MBSの場合)より放送中。
概要 マクロスシリーズ生誕25周年記念作品として、河森正治を総監督に迎え制作されたテレビアニメ版マクロスの第3作目。これまで同シリーズの映画、OVAには、バルキリー(可変戦闘機)のデザインのみならず監督としても名を連ねた河森であるが、テレビシリーズにおいては本作が初となる。なお、「総監督」である河森の他に、「監督」として菊地康仁も起用されている。
『マクロスプラス』や『創聖のアクエリオン』など、河森作品に縁の深い菅野よう子が本作でも音楽を担当する他、河森に馴染み深いスタッフが多数参加している[1]。
作品タイトルは物語の舞台となる超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」の略字である。物語の年代は『超時空要塞マクロス』から50年後、『マクロス7』から14年後の西暦2059年。
シリーズの伝統である主要男女キャラクターの三角関係は本作でも健在で、更に軍人・歌手としての生活を送る一方で、日常では普通の学生として日々を過ごす「学園物」を基本コンセプトに据えている。また、各種設定やエピソードなどに前作シリーズからのオマージュが多数見られる他、深夜枠ならではの描写も多い。また、本作ではOVA『マクロス ゼロ』に続いて、メカニックや敵生物バジュラの描写などに3DCGが全面的に導入されている。
本作ヒロインの1人であるランカ・リー役は、約5000通の応募からオーディションで選ばれた新人・中島愛が演じており[2]、歌唱シーンも中島本人が担当している。一方でもう1人のヒロインであるシェリル・ノーム役は、声優とシンガーがそれぞれのパートを担当する『マクロス7』と同様の手法が採られている。
また、青木ハヤトの作画による漫画版が月刊少年エース2008年2月号より、黒岩よしひろの作画による外伝漫画『マクロスF 超次空歌巫女ランカ』が月刊コンプエース2008年4月号より連載されている。
あらすじ 西暦2009年2月。地球統合軍と巨人異星種族「ゼントラーディ」とのファースト・コンタクトを機に勃発した第一次星間大戦。1年余りに渡る戦いは、地球を大量の爆撃とそれに伴う放射性降下物に汚染された死の星へと変貌させ、そこに住まう生命の99%以上を死滅に追いやった。
西暦2010年3月。地上に残存した全ゼントラーディ兵の降伏・武装解除を以ってようやく第一次星間大戦は終結。同年4月。旧統合軍及び旧ゼントラーディの将官達を取り込み新地球統合政府が樹立。荒廃した地球環境の再生と共に、来たるべき全人類規模の危機に備え、全宇宙への種の保存・拡散を目的とした「銀河播種計画」を立案、実行へと移した。やがて、新統合軍の護衛戦闘艦と一体化した巨大な居住艦を中心に大規模移民船団が次々と結成され、人の住める惑星を探して銀河の方々へと旅立っていった。
西暦2059年。旗艦アイランドワンを中心に構成された第25次新マクロス級移民船団(第55次超長距離移民船団)マクロス・フロンティアは、計1000万人規模が居住する大小数千隻の宇宙船を従え、銀河の中心を目指す航海の中にあった。
ある日、近隣を航行中の第21次新マクロス級移民船団マクロス・ギャラクシーに住まう歌姫シェリル・ノームが、コンサートのためにフロンティア船団を訪れる。その演出の一つのエア・アクロバットに参加する、美星学園の高校生早乙女アルトは、ステージの裏手で準備するさなかに、シェリルの大ファンだという女子高生のランカ・リーと偶然出会う。
そして始まったシェリルのコンサートに人々は熱狂するが、同じ頃に謎の巨大な宇宙生物バジュラがフロンティアへと迫っていた。新統合軍の迎撃が奏効せぬ事態を受けて、フロンティア行政府は民間軍事プロバイダーS.M.Sに出動を要請。最新鋭可変戦闘機VF-25を擁するスカル小隊が迎撃に向かうが、バジュラはこれも意に介さず、立ち塞がる航宙艦を一撃で粉砕し、遂にはアイランドワン居住区にまで侵入し破壊の限りを尽くす。日頃のありふれた訓練でも演習でもなく、街中で本当に繰り広げられる破壊と殺戮を目の当たりにし、人々は大混乱に陥った。コンサートの中止された会場でいち早く立ち去るシェリルを見咎めたアルトは、憤りを隠せないまま向かった街中でバジュラに遭遇する。
アルトの目前で追撃してきたVF-25のパイロットを惨殺したバジュラは、逃げ遅れていたランカに次の狙いを定める。アルトは彼女を救うべく、主を亡くしたばかりのVF-25へ乗り込みバジュラに立ち向かう。
アルト、ランカ、シェリル、そしてフロンティア船団の人々は、否応無しにバジュラとの戦いに巻き込まれていく。(第1話より)
スタッフ 原作 - 河森正治、スタジオぬえ 総監督・ストーリー構成・バルキリーデザイン - 河森正治 監督 - 菊地康仁 シリーズ構成 - 吉野弘幸 キャラクターデザイン - 江端里沙、高橋裕一 メカニックデザイン - 石垣純哉、高倉武史 メカニカルアート - 天神英貴 コンセプチュアルデザイン - 宮武一貴 モーショングラフィックス - 笹倉逸郎、HIBIKI 美術設定 - 平澤晃弘 色彩設計 - 中山久美子 色彩設計補佐 - 竹澤聡 セットデコレーター - BRUNET STANISLAS 音楽 - 菅野よう子 音楽プロデューサー - 佐々木史郎、太田敏明 音楽ディレクター - 井上裕香子 音楽制作 - flyngDOG/JVCエンタテインメント、ボーダーライン 音響監督 - 三間雅文 音響制作 - テクノサウンド プロデューサー - 国崎久徳、丸山博雄、諸冨洋史、平井伸一、葛西励 エグゼクティブプロデューサー - 大西加紋、川城和実、竹田菁滋、佐藤道明 アニメーション制作 - サテライト 製作 - ビックウエスト、マクロスF製作委員会、毎日放送
第01話 クロース・エンカウンター 第02話 ハード・チェイス 第03話 オン・ユア・マークス 第04話 ミス・マクロス 第05話 スター・デイト
第06話 バイバイ・シェリル 第07話 ファースト・アタック 第08話 ハイスクール・クイーン 第09話 フレンドリー・ファイア 第10話 レジェンド・オブ・ゼロ
第11話 ミッシング・バースデイ 第12話 ファステスト・デリバリー 第13話 トワイライト・プラネット 第14話 マザーズ・ララバイ 第15話 ロスト・ビースト
第16話 ランカ・アタック 第17話 第18話 第19話 第20話
第21話 第22話 第23話 第24話 第25話
主題歌 オープニングテーマ 検索結果 『トライアングラー』 youtube 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾
エンディングテーマ 検索結果 『愛・おぼえていますか』 youtube 作詞 - 安井かずみ / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 中島愛 『アイモ』 youtube 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー(中島愛) 『ダイアモンド クレバス』 youtube 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
挿入歌 『射手座☆午後九時 Don't be late』 youtube 作詞 - 佐藤大、hal、マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n 『What 'bout my star?』 youtube 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n 『What 'bout my star?@フォルモ』 youtube 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー(中島愛) 『超時空飯店 娘々』 youtube 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - リンミンメエ 『突撃ラブハート』 作詞 - K.INOJO / 作曲・編曲 - 河内淳貴 / 歌 - FIRE BOMBER 『私の彼はパイロット』 作詞 - 阿佐茜 / 作曲 - 羽田健太郎 / 編曲 - 保刈久明、菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー(中島愛) 『SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン』 作詞 - 黒河影次 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - SMSのみなさん 『宇宙兄弟船』 作詞 - 一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 徳川一郎 『インフィニティ』 作詞 - 岩里祐穂/ 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム&ランカ・リー
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